10月12日(金)昼 [マリンジェット・パラセール]
アミーゴへ行く前に氷を買わなくちゃなりません。
マニャガハへ行くコースで貸してくれるクーラーバッグに氷が入ってないと、
ぬるいビールを飲まなきゃいけない事になってしまいます。
以前、ビーチデリマートで買った覚えがあるのですが、
去年はありませんでした。
結局、中国系のコンビニで店のニイチャンに大きなブロックアイスを
小さく切ってもらい、尚且つ砕いてもらいました。
しかし今日はそんな時間もありません。
ダメモトでビーチデリマートとクリスタルパレスで聞いてみましたが、
やっぱり有りませんでした。
諦めてアミーゴに向かいました。
ショップにはドロアが一人でした。
1年ぶりの再会を喜んだ後、マリーンのお墓にお参りしました。
そう言えば去年は3匹ほどビーチに犬がいたのに今年は見かけませんでした。
「みっしぇるさん、ベントーイル?」
「アイムハングリー」
フィリピン人が日本語喋って日本人が英語喋る変な会話が続きます。
弁当は出かけてるスタッフが買ってきてくれるそうです。
ついでに氷が無いか聞いてみるとそれも買ってきてくれるとの事。
あ~、良かった。
マイクロビーチは急に暑くなってきました。
テントの下でじっとしていても汗が流れます。
程なく戻ってきたのはアトロ。
「みっしぇるサン、ヒサシブリ」
彼はとっても日本語が堪能です。
顔を見なかったら日本人と話してるみたいです。
氷を入れたクーラーバッグと弁当、それにゴザとシュノーケリングセットを
受け取って大きなバンに乗り込みました。
ボートはスマイリングコープにあるみたいです。
そこでパラセーリング用のボートに乗り換えて沖へ。
ボートクルーはアトロと月光仮面↓
沖へ出るとすぐにパラセーリングです。
混んでると知らないゲストと一緒に飛ぶ事になりますが、
今回は私一人の貸切です。
ロープに吊り下げられてさあ空中遊泳の開始です。
高度はドンドン上がって行きます。
ボートがとっても小さく見えます。
海はエメラルド色、マニャガハ島もサイパン島も一望です。
この瞬間が味わいたくて、毎回パラセーリングをリクエストするのです。
風がと~っても気持ちいいです。
程なくボートへ戻りそのままマニャへ。
さすがにもう2時近かったのでビーチにいる人は少なかったです。
でもやっぱりサイパンを訪れる人自体が少ないのでしょうね。
いつもの芝生前の木陰は先客がいたので、
もっと波打ち際に近い所にゴザを敷きました。
・・・と思ったらスコールです。
上空に小さいけれど雲がかかってます。
5分程で止みそうです。
一旦木陰に退避。
雨はすぐに上がったので、まずはマニャガハに乾杯。
アトロが持ってきた弁当を食べました。
朝から何も食べてなかったのでビールが胃にしみ込みます。
あとはサンオイルを塗って昼寝。
強烈な日差しが気持ちいいです。
サイパンはやっぱりこうでなくちゃ。
昼寝の間にシュノーケリングも楽しみました。
エサやりが禁止されたせいか遊泳エリアの水はきれいになってます。
ただ前ほど魚はいなくなったように見えました。
海の中でカメラのスイッチを入れたのですがりアクションがありません。
「ゲッ、プロテクターが水漏れしてるのか?」と思ったのですが、
レンズ前のカバーが雲っていただけでした。
でもケースの中には乾燥剤が入っています。
これが機能を発揮しなくなっただけかも知れませんが、
心配になったので海中の撮影は辞めておきました。
3時半になると島内に営業終了のアナウンスが響きます。
周りの観光船で来た人たちはそそくさと引き上げて行きます。
私も45分までビーチに寝そべってましたが、
ゴザをたたんでボート乗り場へ向かいました。
観光船が出港し、ビーチショップのボートが何度も客を乗せて戻って行きます。
そろそろ10人を切る頃、アトロたちが迎えに来ました。
私的にはもう1時間ぐらい遅くてもいいのですが・・・。
私一人だと思っていたら中国人の女性ばかり4人のグループも乗り込んできました。
アミーゴの客では無く、
沖に泊まっていた観光船に乗り移るのが目的だったようです。
ひょっとしてマニャガハ島においてけぼりになったんでしょうか?
後はスマイリングコープに戻るだけなのですが、
この頃から空は雲に覆われ、風の温度が下がってきました。
マニャガハ島はまだ日が射してますが、タポチョ山から西へ雲が流れてます。
そのうち・・・ひえ~っ。
落ちてきた雨がスピードボートに乗ってる私を直撃してきました。
いや~、今回のサイパンはスコールが多いです。
晴れ男の誇りも消えそうです。
4時を回っていたので、乗り換えたバンでショップへ行きドロアをピックアップ、
ゴザやクーラーボックスも下ろさずにそのまま私をマサダイブの前まで
送ってくれました。
ドロア、アトロ、またね。
握手をして別れました。